2017年7月30日日曜日

湘南に完敗。次はJ1で勝とう

主審池内!繰り返す!主審は池内!

・・・池内関係なく完敗です。復活した湘南スタイルにやられました。以下試合のメモです。


【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 27 馬渡 和彰 3 大﨑 玲央 4 藤原 広太朗 15 井筒 陸也
23 前川 大河 8 岩尾 憲 26 杉本 太郎 11 島屋 八徳 17 山﨑 凌吾
16 渡 大生
【サブ】
2 ヴァシリェヴィッチ 6 カルリーニョス 19 内田 裕斗 34 清原 翔平 10 大﨑 淳矢18 佐藤 晃大

カルリーニョス復活!

【湘南ベルマーレスタメン】
1 秋元 陽太 13 山根 視来 4 アンドレ バイア 30 島村 毅 29 杉岡 大暉
36 岡本 拓也 5 秋野 央樹 6 石川 俊輝 16 齊藤 未月 9 ジネイ
19 表原 玄太

前回対戦ではスタメンではなかったジネイがスタメン。フォーメーションは〈3-4-3〉でした。

〇湘南スタイルの復活?
前回ポカスタで対戦して感じたことは、なんか噂に聞く湘南スタイルじゃないなあということ。前回と同じような戦い方で来るならば、問題ないだろう・・・と思ってました。
が、しかし・・・

ガンガン来ます。普通に湘南スタイルです。
試合前コメントでは、「原点に立ち返った」とのこと。立ち返るなよ。

〇17分頃
ガンガンプレスに来ます。徳島のCB二人+岩尾に対して三人で強度の高いプレスに来るので、長谷川に預けるシーンが目立ちます。

〇18分頃
湘南の徳島対策の一つなのかな?と感じたのが、最終ラインでワンタッチのパス回しが多いということ。
(今季練習で取り入れていることなのかもしれませんが・・・)
CB二人とボランチで三角形を作ります。渡はその三角形の中にいるので無力化されている。CBからボランチにパスを通し、直ぐに別のCBに落とします。島屋とボランチへのパスに反応した杉本を悠々と横切り、36番岡本にパスが通ります。


ワンタッチでこれをやられたら、たまったもんじゃありません。
中盤に前川と岩尾しかいないので、彼らがスライドするか、井筒くんが対応するしかありません。ここでは、井筒くんが対応して一端ボールを下げさせました。しかし、井筒君が出てきたことで空いたスペースを攻略されたらやばかったでしょう。

〇26分後頃
ここも、ワンタッチでのパス回し。ボランチが一度前川を引き付けた後に、アンドレバイアにパスします。アンドレバイアがこのボールをもう一人のCBへ回し、パスを受けたCBは三角形を作ったボランチへパス。さらに、ワンタッチで36番へパス。綺麗なパス回しです。
山崎がボランチへのパスコースを切りながらプレスしていれば、直接少し下がってきた36番へのパスとなり、杉本が詰める→井筒くんorプレスバックしてきた誰かと挟み込み・・・という流れがができたかもしれませんね。

〇消えた馬渡
上記の場合、また井筒くんが対応に行きます。これを繰り返されると、バランスを取るために馬渡は最終ラインで守備に回らなければなりませんね。
この試合、馬渡が完全に消えていました。ハーフタイムに流れたポジション図では、馬渡は完全に最終ラインに近い位置でした。それに対して、湘南の攻撃は左サイドからと、馬渡を押し込む形。
これは、左サイドからカウンターを食らわないように、あえて馬渡と井筒くんの攻守の役割をこの試合では交代していたのか?それともチョウキジェ監督の作戦通りなのか?


〇湘南の激しい球際(26分半頃)
杉本がボールを奪うも、すぐにファールでつぶされます。
湘南は、今まで対戦してきたチームの中でもかなり球際が激しかったです。ボール保持者に対しては必ず潰しに来ていました。攻守の切り替えもかなり早いので、徳島の攻撃は勢いがつく暇もなく、潰されていました。

〇42分頃~湘南のプレス
湘南はよく走ります。16番が島屋がパスを出した後も猛ダッシュ!ここで、井筒くんには、怜央か岩尾の二つのパスコースが。ここで、ジネイが凄い動き。一端怜央に行くと見せかけて動きなおし、岩尾へのパスをカット!やるな・・・。
やっぱり、サイドに追い込むとパスコースが強制的に少なくなるので、プレスが機能しますね。
この後一端ボールを失うも、湘南のジネイ+二人が再び猛プレス!岩尾のミスにより、湘南のCKになってしまいました。こいつらついさっきまでダッシュしてたやんか・・・なんて体力や・・・。

〇やばそうな雰囲気・・・
中盤三人の徳島に対してサイド攻撃される
サイドからマイボールになっても猛プレスを受けボールを運べない
ジネイらのプレスバックを受け中央突破も好きにできない
プレスでボールを奪うとそのままの勢いで5,6人が猛ダッシュで一気にゴール前へ
左サイドの攻撃で馬渡を押し込む
正直、これはきつい・・・

〇完敗・・・
後半、結局二点を入れられ敗北しました。
ジネイのように、ワントップがさぼらずに守備をやり続けるということの脅威を感じました。また、今までは相手のファーストDFを突破したら一気に縦パスを使い攻略できたのですが、突破されてもジネイらはプレスバックしてきます。これが非常に効いていました。今のJ2でジネイほど守備を頑張るワントップは存在するんでしょうか。
リカルド監督は必ず次に戦うときは解決策を示してくれるはず。
次はJ1で湘南に勝とう。

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2017年7月24日月曜日

アビスパに勝利!!首位追走へ

上位対決第一戦に勝利!これで首位との勝ち点差は4となりました。
以下試合内容のメモです。

【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 2 ヴァシリェヴィッチ 3 大﨑 玲央 15 井筒 陸也 11 島屋 八徳
8 岩尾 憲 23 前川 大河 26 杉本 太郎 27 馬渡 和彰 17 山﨑 凌吾
16 渡 大生
【サブ】
21 梶川 裕嗣 4 藤原 広太朗 19 内田 裕斗  20 キム ジョンピル 32 小西 雄大
10 大﨑 淳矢 18 佐藤 晃大

ついにボランチの代えがいなくなりおった・・・。

【アビスパ福岡スタメン】
17 ウェリントン 25 兼田 亜季重  3 駒野 友一 18 亀川 諒史  19 堤 俊輔  36 岩下 敬輔   14 冨安 健洋 7 三門 雄大  33 山瀬 功治  8 松田 力 29 ジウシーニョ

前回の対戦ではいなかった駒野がいます。今季アシスト9というのは立派な数字ですね。
フォーメーションは最初〈3-4-3〉でした。

〇キックオフ!
相手のトップと2シャドーはあまりプレスに来ません。実況によると、井原監督は前から行きたいと話していたようですが。撤退時は〈5-3-1-1〉??となっています。

〇5分半頃~
福岡は撤退守備では最終ライン5人、中盤3人とウェリントン+シャドーどちらか1人で守っていました。CB2人対ウェリントンとし、岩尾に1人つける形か?実際、試合中はウェリトン+シャドー1人のところは素通りに近い状態であったため、中盤で数的有利をどこでも作れるようになりました。その結果、福岡の中盤は徳島のパス回しに対して翻弄されていました。

杉本を中心にパスを回して相手を左にスライドさせた後、中盤3人の脇に島屋がポジションを取りました。杉本と岩尾のコンビネーションでここにパスを届けると、島屋が前を向いて右の馬渡にパス成功。クロスを上げることができました。いい感じでボールを持てています。

〇給水後
福岡は給水後守備が少し変わったかな?という印象でした。シャドー1人が中盤のラインに加わり、中盤外側の2人は比較的中に絞っていました。徳島の選手は2ラインの間かつWBとCBの間にポジションを取るので、ここにパスは絶対やらせないぞという姿勢。
ふ、そのやり方は愛媛戦で攻略済みだぜ・・・。

〇25分頃~
やはりサイドチェンジは厳しい。岩下から幅を取っていた駒野にいいパスが通り、中盤3人で守らなければならない徳島はスライドが追い付かず、かなり良いクロスを上げられました。危なかった。何度もこのような大きなサイドチェンジがあったように思います。相手にカルリーニョス級のボランチがいなくてよかったですね。

〇さあ反撃?
危ないシーンをかいくぐり、さあ反撃と行きたいところですが・・・なかなかシュートを撃てません。あと一回崩そうという意識が強すぎるのか?膠着して後半へ。

〇アビスパ選手交代後
井原監督、選手を一気に二枚替えしてきました。交代した選手は比較的ボールを追いかけてきます。そんなことして大丈夫なのかい?

〇先制点
福岡の選手が少し前から来るようになってきて選手間が間延びしてきたところ、杉本が見事にやってくれました。中盤二人の間に入って岩尾からの縦パスを貰い、ドリブル、ドリブル、そしてドリブル!!!
ごちゃごちゃした後、島屋のスーパーゴールで先制!
サッカーってこんなことが起こるんですねぇ。ナイスゴール!

〇大崎怜央と岩尾のプレス回避
岩尾と大崎怜央のプレス回避が印象的でした。相手がプレスをかけてきたときに、近づいてきた岩尾にパス→すぐに脇に走り出してプレスをかけている選手を追い越し、岩尾からパスを受けるというシーンが数回あったように思います。開始5分頃の杉本→岩尾→杉本もそうですし、練習しているのでしょう。

〇試合終了!ヴァシリェビッチの守備が光る
危ないシーンもあったが、なんとか試合終了。直接対決に勝利しました。
この試合、ヴァシリェビッチの守備はかなり安定していました。大事なところでの競り合いはほとんど負けていなかったし、相手のクロスやパスに対しても体を投げ打って防いでいました。パスミスも一本もなかったのではないでしょうか?素晴らしいパフォーマンスでした。ここしばらくは日本の夏にやられていたのかな?

いよいよ、次週は湘南との直接対決です。向こうは山形に3失点を喫し、気持ちが引き締まっていることでしょう。絶対勝ってJ1へ行きたい!



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2017年7月17日月曜日

京都戦引き分け。ガチムチサッカーに勝てず。カルリーニョスと陸斗の不在が響く・・・。

京都に良い戦いをされました。ヴォルティスに負けないための一つの最適解を示されました。京都戦についてのメモです。

【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 4 藤原 広太朗 3 大﨑 玲央 15 井筒 陸也 11 島屋 八徳
8 岩尾 憲 23 前川 大河 26 杉本 太郎 27 馬渡 和彰 17 山﨑 凌吾
16 渡 大生
【サブ】
21 梶川 裕嗣 2 ヴァシリェヴィッチ 19 内田 裕斗 7 木村 祐志 14 濱田 武
10 大﨑 淳矢 18 佐藤 晃大

途中でフォーメーションの変更がありました。

【京都スタメン】
1 菅野 孝憲 3 高橋 祐治 4 田中 マルクス闘莉王 6 本多 勇喜 15 染谷 悠太 30 石櫃 洋祐 
8 ハ ソンミン 22 小屋松 知哉 9 ケヴィン オリス 10 エスクデロ 競飛王  13 岩崎 悠人

〈4-4-2〉のパワーフットボール。京都ガチムチすぎやろ。

〇キックオフ・・・フォーメーションが違う!
まず徳島のフォーメーション。いつもの〈4-4-2〉のダイヤモンドではなく、3バックでした。〈3-5-2〉で、アンカー岩尾のような並びだったと思います。京都がケビンオリスと闘莉王のツインタワーを中心に攻めてくることは明らかだったので、相手2トップに対して二人+アンカーとし、さらには中盤を5人とすることでセカンドボールを拾う・・・という作戦でしょうか?

〇京都の攻め
京都の作戦がハマります。京都は基本的に闘莉王かケビンオリスに当てて、セカンドボールを中盤がもぎ取ります。徳島の選手も出し所を潰しにかかるんですが、GKの菅野のキックが上手く、簡単に2トップに当てられます。あと、京都のラインが非常に高く、コンパクトであった印象を受けました。コンパクトに保てているため、2トップに当てた後も拾えるし、長谷川のゴールキックのセカンドボールも拾われていました。
拾った後は、基本的には岩崎や小屋松のサイド攻撃でした。このサイド攻撃が厄介でした。こちらのWBが押し込まれてしまい、実質5バックの状態が長く、中盤を相手に支配されてしまいました。

〇24分頃
右サイドのフリーキックを馬渡が蹴っています。フォーメーションが変わりましたね。徳島は〈4-4-2〉のダイヤモンドに戻しました。なんとか攻めの形はできてきたかな?しかし・・・ほとんど見せ場なしでした。

〇後半戦!
メンバーチェンジなしでした。徳島らしく、FWがラインの間に入って、前を向いた杉本や前川からのパスを受け、一気に前に進んでいきます。

〇先制点!!
50分ごろから、徳島は明らかにギアを上げて攻めていました。そして60分頃、待望の先制点を得ました。
まず、パスをつないで布陣を整えながら、全体を高く上げていきます。そして、ラインの間に入った杉本に大崎怜央からの縦パス(徳島の最強パターン)。この時間帯は京都の出足が前半ほど速くなく、詰められません。ハソンミン対島屋、杉本と前川の1対3状態。パス交換の間に京都DFは完全に中央に集まりました。外に残っていた杉本が完全にフリーに最後に杉本がズドン!美しい・・・

〇先制点の代償
後半戦序盤、徳島は明らかにギアを上げて攻めていました。これによって、メンバーが一段階疲弊したように見えました。疲弊した〈4-4-2〉のダイヤモンドに対して、スピードとパワーを生かしたサイド攻撃の相性は最悪です。

〇70分頃
相手CBから、シンプルにアンカー岩尾の脇にいる石櫃にパスが通ります。この場合、放置してしまうと京都のSB+SH対井筒くんの数的不利になってしまいます。徳島は中盤のラインが三人なので、前川がスライドしないといけません。しかし、前川は明らかに疲弊しており、深く侵入されました。これによって井筒くん対サイド二人の数的不利に。ここで、前川が疲れ切っててラインに戻れていない!
前川が本来いるべきスペースにエスクデロが侵入し、クロスに合わせてシュート!長谷川がなんとか止めてくれました。危なかった・・・。

〇闘莉王のダイビングヘッドで追いつかれる
交代直前直後は気が緩みやすいという。交代した木村が入るところからサイド攻撃で一気に奥深くまで侵入され、中は3対3に。ここで岩尾が完全にボールウォッチャーになり、闘莉王がフリーに。
やられました。

〇最後まで交代なし
正直、完全に徳島のメンバーは体が重いです。しかし、最後まで残りのメンバー交代はありませんでした。カルリーニョスがいれば入っていたでしょうが・・・。最後までスコア動かず引き分けに終わりました。

今回、岩尾が精彩を欠いていたように思います。さすがに、夏場に中盤のアンカーは負担が大きすぎるのでしょうか。たらればになってしまいますが、カルリーニョスと陸斗がいれば3バックでも十分戦えていたでしょうし、岩尾の負担も軽減できていたでしょう。後半、相手が疲弊してきたタイミングで島屋を導入し、一気に攻めれていたかもしれません。彼らがいないと戦術の幅が狭くなりますね。復帰が待ち遠しいです。
いよいよ福岡・湘南との連戦。リカルド監督のベンチワークが鍵を握ることは間違いありません。


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2017年7月9日日曜日

名古屋戦勝利!ありがとう長谷川徹。ありがとうリカルド監督。

ありがとう長谷川徹。ありがとうリカルド監督。

名古屋との上位対決に勝利しました。最高に気持ち良いですね。
以下、メモです。

【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 4 藤原 広太朗 3 大﨑 玲央 15 井筒 陸也 11 島屋 八徳
8 岩尾 憲 23 前川 大河 26 杉本 太郎 27 馬渡 和彰 17 山﨑 凌吾
16 渡 大生
【サブ】
21 梶川 裕嗣 2 ヴァシリェヴィッチ 19 内田 裕斗 7 木村 祐志 6 カルリーニョス
10 大﨑 淳矢 18 佐藤 晃大

愛媛戦同様最初は〈4-4-2〉のダイヤモンドでした。

【名古屋グランパススタメン】
1 楢﨑 正剛 15 宮原 和也 13 磯村 亮太 17 小林裕紀
3 櫛引 一紀 21 八反田 康平 8 ワシントン 7 田口 泰士 
29 和泉 竜司 38 永井 龍 32 深堀 準平

フォーメーションは〈4-3-3〉でした。

なんか湘南戦と違くね?
シモビッチ、佐藤寿人、杉森が後半から出てくるとか怖すぎるんですけど。

〇キックオフ!
徳島もそうなんですが、名古屋もアンカーワシントンの脇が空いてます。そこへいきなり岩尾→山崎のパス!うまくトラップし、中盤の前川に回します。その後、相手CBとSBの間かつ2ラインの間にポジションを取ったFWに縦パスというリカルドサッカー最強(と勝手に思っている)パターン。その後、クロスまで展開することができました。


〇名古屋の守備
名古屋は撤退するときはFWが一人下りてきて4+4のゾーンディフェンス。ワシントンの脇という弱点を無くす可変式システムやん!かっけえ~。
(固いとは言ってない)

〇しかし・・・
名古屋は切り替えが遅いというか・・・撤退守備をするのかしないのかよくわからない状態になっているところで、アンカーワシントンの脇に馬渡、山崎、島屋が終結。前川の縦パスがスイッチとなり一気に前進。最終的にコーナーキックを得ました。
岩尾のキックに井筒くんがヘッドで合わせて先制点!!
ありがとう井筒くん。

〇17分頃~
徳島は馬渡を高く上げ、CB二人+岩尾+伊筒くんでボールを回すorCB二人+岩尾+中盤一人で名古屋の3トップをかいくぐるシーンが多かったと思います。〈4-4-2〉で井筒くんを起用する場合、試合途中に3バックのような形になりますね。馬渡がFWのようなポジションを取って、井筒くんがバランスを取るようです。

この疑似3バックに名古屋の3トップが猛プレス!!バックパスを受けた長谷川徹がプレゼントパスをしてしまい、あわや失点・・・。危なかった・・・。
名古屋はもっとこのようなチャンスを作れたのでは?(心の中ではそれでも今のヴォルティスなら突破できると思っている。)

〇23分頃~
バックパスで名古屋の選手を釣り出し、すかさず藤原がワシントンの脇へボールを供給。ここから、怒涛の攻撃→ロスト→すぐ奪うの繰り返し。最終的に惜しいチャンスとなりました。解説の方もおっしゃってますが、徳島のほうが切り替えが早いですね。

〇27分頃~
名古屋がボールを回し、人が集まってきたところで田口に大きくサイドチェンジされます。ボールを受けた15番がドリブルで大きく前進。このとき、岩尾と杉本が完全に最終ラインに吸収され、バイタルがら空き!もちろんシュートされますが・・・徹神セーブ!!
ありがとう徹。


〇38分頃~
徐々に名古屋ペースに・・・。そして、まさかの三試合連続のPK。
蹴るのは永井でした。これをブロック!!長谷川徹最高や!!これで完全に流れが変わりました。

〇後半開始!リカルド監督の采配光る。
後半が始まりました。あれ?3バックになってね?
島屋がWBとなり、3バックになりました。杉本と岩尾の2ボランチ?に見えました(間違ってるかも)。これを交代選手なしでやるとは・・・。リカルド監督恐るべし・・・。3CB+2ボランチで中央突破をシャットアウトする作戦でしょうか?

〇追加点!
この試合、山崎のポストプレーは輝いていたように思います。徹のキックを山崎が落とし、渡がキープ。外に展開し、馬渡がクロス!こぼれたボールを杉本がトドメ!ありがとう太郎。

〇59分頃~
シモビッチや田口の四人が激しくボールを追いかけてきます。しかし安心安全の3CB+2ボランチ。うまくボールを島屋に逃がしました。下りてきた山崎にパス→岩尾に落として、その間に前に進んだ島屋へパス。山崎に釣られて空いたスペースに渡が走りこんでおり、スルーパス!美しい・・・。

この後、前川に代わってカルリーニョスが入り、2ボランチの安定感MAXになりました。さらにはうっちーが入り、3バックへの移行完全完了。リカルド監督すげえ。

ここからカルリーニョスが攻撃のダクトを振ります。WBを生かしたサイド攻撃が多くなりました。まるで前半とは別チームやで!

〇87分頃
後半後ろを重くしたこともあり、押し込まれるシーンが増えました。しかし、徹とDF陣が気迫の守備でゴールを許さない。

そんなとき、聞こえてきました。
「立ち向かえ戦士たち~俺たちが~望むもの~徳島のゴールだけ~徳島の勝利だけ~」

一瞬、ホームでゲームをしているのかと思った。

DAZNで観ていた自分は「立ち向かえ」が聞こえてきた瞬間、勝ったと思いました。きっと選手たちも鼓舞されたと思います。

〇名古屋に勝利!!
結局、無失点で名古屋を振り切ることができました。

藤原などCBから岩尾を経由せずに直接前にパスが通っていたのが良かったです。
山崎のポストプレーは相手CBを圧倒していました。
さらに、前半のチームとしての積み上げがここで出ました。あれだけ攻められたのに得点を許さなかったのは、3バックにしたことが実は効いていたのでは?と思います。
あとやはり、長谷川徹。最高のGKです。

名古屋は、ワシントンや田口が大きくサイドチェンジして振る→ドリブルでサイド攻略という流れをもっと作れば、こちらが疲弊してきつかったのでは?と思いますが・・・風間監督の主旨に反するのでしょうか。

福岡が負け、湘南が引き分けたことにより、勝ち点差が縮まりました。この勝ち点差を維持できれば、直接対決で勝つことで勝ち点差1,2になりますね。楽しみです。


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2017年7月7日金曜日

名古屋戦どうなるか…

明日は名古屋戦です。
現在名古屋は10勝4分7敗、勝ち点34の6位です。
前回対戦はポカスタで、2対2のドローでした。

ともに昇格を目指すチーム同士、今回の試合だけは勝たなければならない。

前回対戦では名古屋は3バックで、ウイングバック永井という、さすが風間監督の布陣でした。
直近では、4バックに変わっており、〈4-3-3〉の布陣です。
ウイング二人にトップ一人なので、SB二人を高い位置に上げ、岩尾+CB二人で運ぶのは、愛媛戦のようには上手くいかないかもしれません。SBも組み立てに参加すれば、CBが一人余る+岩尾となるので、そのようにして中盤まで持っていくのでしょうか?どのように組み立てていくのか、注目です。
相手の中盤が三人であるため、最初のプレスを突破できればスペースがあります。ここまで押し込めると、名古屋の自陣での守備は棒立ちに近いので、得点できるでしょう。

しかし、名古屋もボールを支配するチームです。向こうの攻める時間が長くなれば、十分ラインを押し上げることができず、愛媛戦序盤のようにツートップ+島屋が孤立してしまうかもしれません。
前回の対戦からどれだけチームとしての攻撃力が増しているのか、楽しみです。 にほんブログ村 サッカーブログ 徳島ヴォルティスへ
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2017年7月4日火曜日

前半戦終了!!自動昇格、プレーオフ進出に必要な勝ち点について

Googleスプレッドシートを使って、自動昇格、プレーオフと順位の関係を調べてみました。




〇J1優勝するために
計算してみるとかなりデータがばらついているようです。
(湘南の101はおかしい)

2012年の湘南を無視すると、だいたい86±0.71で優勝が狙えそうです。
ヴォルティスは今勝ち点36なので、
後半戦で16勝3分2敗=勝ち点51くらいが目標ですかね。

ふむ・・・
なんだ、何の問題もないじゃないか。優勝できるな。

〇自動昇格へ向けて
2位でフィニッシュするには勝ち点81±3.3くらいが必要です。
ここ最近は3位の勝ち点がかなり多くなってきています。なので82,83を目標としましょう。

すると、後半戦14勝4分3敗=勝ち点46くらいが理想です。
(湘南、福岡が後半も同じペースで勝ち点を稼ぐとそれでも厳しいかもしれない・・・)

二年連続得失点差で自動昇格が決まっているのも怖いところですが、
ヴォルティスは得失点差で自動昇格を逃すことはありえまい。
目指せJ1!!


〇プレーオフ進出へ向けて
自動昇格しか考えてない。

以上


・・・一応考えてみます。
平均値である65に乗せることを目標にすると、
あと10勝=勝ち点30ですね。余裕です。

後半戦が楽しみです。


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2017年7月2日日曜日

パク・ソンス何するものぞ。四国ダービー勝利!

四国で一番!俺たちが一番さ!

最高に気持ち良い!愛媛FCに圧勝です。試合内容のメモです。

【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 4 藤原 広太朗 3 大﨑 玲央 15 井筒 陸也 11 島屋 八徳
8 岩尾 憲 23 前川 大河 26 杉本 太郎 27 馬渡 和彰 17 山﨑 凌吾
16 渡 大生
【サブ】
21 梶川 裕嗣 2 ヴァシリェヴィッチ 19 内田 裕斗 28 井澤 惇 6 カルリーニョス
10 大﨑 淳矢 18 佐藤 晃大

あれ?カルリーニョス大丈夫なん??
山形戦同様〈4-4-2〉のダイヤモンドでした。

【愛媛FCスタメン】
31 パク ソンス 23 林堂 眞 4 西岡 大輝 16 田中 裕人 5 藤田 息吹 
8小島 秀仁 41 小池 純輝 14 白井 康介 7 近藤 貴司 15 丹羽 詩温
20 河原 和寿
フォーメーションは〈3-4-3〉でした。

愛媛FCからは、「幕は?一徳一心(笑)」というメッセージを頂きました。

よろしい。ならば戦争だ。

〇試合開始~10分
愛媛が前線からプレスをかけてきました。ボールを蹴りだすも、相手CBバックに拾われます。CB3人+2人でボールを回されるので前線がプレスをかけに行くもボールを奪えず。愛媛はサイド攻撃をメインにしているようです。

〇10分頃~
愛媛の最初の勢いを吸収し、徳島がボールを持つ時間が増えてきました。この辺りから愛媛は前線から激しくプレスをかけてこなくなりました。
徳島の攻めは岩尾がCBの間に下りてきて、両SBが上がるパターン。前川・杉本のどちらかが下りてきて、パスを受けます。前を向いてボールを受けることができれば、一気にテンポアップ。長短のパスを出して攻めていきます。

〇22分頃
島屋が前川のパスをDFの間で受ける。ここで愛媛は島屋にプレッシャーを掛けられない。島屋がすかさずドリブルし、愛媛の選手は島屋に釣られます。空いたスペースに島屋へパスを出した前川が悠々と侵入しクロスに合わせてシュート!ここはパクソンスに止められました。

こういうの大好き。島屋のポジショニングって抜群。

〇しかし・・・
この後も度々決定機!しかし、先制点が奪えません・・・。また、決定力不足を露呈してしまうのか。そう思い始めた頃、最初の歓喜の瞬間が訪れました。

〇40分頃~先制点!
ついに訪れた歓喜の瞬間!相手二列目の間に顔を出した島屋に杉本が縦パス。ポジションが抜群で、相手が役割分担を上手くできずに集まってます。パスコースが生まれ、島屋がダイレクトパス→パスに渡が走りこむ!渡がいたスペースにはしっかりと山崎が詰めており、ダイレクトパス(もしかして渡は触ってないかも?)。ここで選択したのはバックパス!ここから渡→馬渡→島屋の怒涛のシュート攻勢で先制点!!

う、美しすぎる・・・
前半を1-0で折り返すことができました。

〇後半キックオフ!
愛媛が2トップにしてきました。カウンターの威力増強が目的でしょうか。押し込まれPKで失点(崩されたとは言ってない)。

〇コーナーキックから待望の追加点
山形戦からコーナーキックのキッカーは岩尾になりました。

入ったー!!(正直コーナーキックってよくわからない)

渡のコメントから、ようやくコーナーキックの練習をし始めたらしいので結果が出て何よりです。

〇63分頃~勝負を決する3点目
徳島のプレスがきつく、愛媛が上手くボールを運べません。サイドライン付近でボールを持った愛媛の選手に対して島屋が愛媛5番へのコースを切りつつプレス。前方の選手には前川がついているのでパスできず、下りてきた愛媛の選手にパス→岩尾が狙いすまして奪取!!
(まじかっけえ・・・)
そこから展開し、杉本がドリブル→相手DFが集まったところで島屋が渡にパス!
そこから反転して左足での神シュート!
パク・ソンス何するものぞ

これで試合がほぼ決しましたね。ここからも常に攻め続け、
結果4-1で勝利!

愛媛はサイド攻撃を主としていましたが、FWに圧倒的な選手がいないので厳しいですね。あと、前半引いていたのに後半足の動きが鈍くなってたように思います。プレスをかけ続けることは体力的に厳しいのでしょうか?

これで、単独3位!
岩尾キャプテンははっきりと、「優勝する。」と言ってくれました。
ここから自動昇格圏目指し連勝街道をひた走りたいところです。


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