2017年8月26日土曜日

山形戦引き分け。強度で負ける。

大崎確変終了。渡の調子がいい時にできるだけ勝ち点を稼ぎたいですが・・・。
以下試合のメモです。


【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 3 大﨑 玲央 20 キム ジョンピル 15 井筒 陸也 8 岩尾 憲
23 前川 大河 27 馬渡 和彰 26 杉本 太郎 10 大﨑 淳矢
17 山﨑 凌吾 16 渡 大生


カルリーニョスまた行方不明。稼働率・・・。


【山形スタメン】
1 児玉 剛 6 山田 拓巳 15 加賀 健一 5 菅沼 駿哉
27 高木 利弥 17 中村 駿 16 佐藤 優平 14 本田 拓也 20 茂木 力也
9 瀬沼 優司 11 阪野 豊史


愛媛感満載。
フォーメーションは4-4-2でした。前回と変えてきましたね。


〇キックオフ~10分頃
10分頃まで、前からボールを奪いに来ます。徳島にボールを余裕を持って持たせないというのは大切だと思います。


攻撃については、CBからサイドに散らしてのサイド攻撃とそれによって真ん中を空けて縦ポンを蹴ってくるという感じでした。


この最初の時間帯を乗り越えると、山形は撤退守備から始まるようになりました。
ただ、サイド、特に井筒に向かうボールは狙われていたかな?という気がします。


〇18分頃~第三の矢、ジョンピル
前線で山崎が手を上げ、ランニングします。ここにジョンピルから綺麗に縦のパスが通りました。落としたボールを大崎がシュート!枠に飛びませんでした。大崎確変終了か?
最近は細かいパスをつないで崩すのではなく、このような縦一本のパスが増えつつありますね。


〇25分頃~徳島の守備の変化について
やはり、最近の守備は変わりましたね。4-3の3の脇を狙われてしまうので、そのスペースをトップのどちらか近いほうが埋め、4-4のラインを作って守備をする機会が増えたように思います。前から追いかける守備は90分間続けることなんてできない。どっしりと構えて相手の攻撃を潰すような時間も必ず必要になってくると思います。


〇後半戦
後半戦、山形は後ろのラインを徳島と同じ4-3とし積極的にプレスに来ます。
60分頃のシーン。ジョンピルがボールを持ちます。このとき岩尾方面へのパスコースを切られながらコート端に追い込まれます。馬渡には一人ついていたので、仕方なく杉本へパスします。これを完全に読まれていて、カット、一気にクロスまで展開されました。


4-3-3-の形で守られると、完全に同数になってしまうんですよね。余るのが長谷川徹だけという状況。


ならば、1対1で相手に球際で負けないこと、走って数的有利を作ることが必要になってくると思うのですが、山形のほうが球際に強く、運動の強度が最後まで高かったですね。アウェーまではるばる来たチームに体力で、気持ちで負けるなよ。


〇65分頃~井筒狙いとサイドの疲労
完全に井筒が狙われてます。井筒のところでボールを失い、攻撃されます。シュートはバーに当たりました。助かった。
馬渡も疲労してます。1対1で簡単にボールを奪われ、シュートまでもっていかれます。これは長谷川のナイスセーブで切り抜けます。しかし、最終的にはこれで得たコーナーキックから失点。井筒に代わり藤原が入ってサイドを閉めましたが、対策が遅すぎましたね。


〇試合終了、なんとか引き分けに終わる

この後も見せ場はなく、試合終了。
フォーメーションが噛み合ったり、ハイプレスを得意とするチームと当たった時、ジョーカーやオプションが必要だと思います。疲れてきて一対一の戦いに勝てないのなら、フォーメーションを変えてミスマッチを起こすようなオプション、相手が疲れてきたときに1人の力で状況を打開するようなジョーカーの存在、足りてないなあと思います。CBの層が厚いので守備方面のてこ入れはできるのですが、いかんせん攻撃に変化をつけられません。
こういうとき、内田の突破力、闘志が必要なのでは?

2017年8月20日日曜日

山口に完勝!第三の矢、ジョンピル

金沢戦に引き続き完勝です。俺らはこのために生きている。
以下試合のメモです。


【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 27 馬渡 和彰 20 キム ジョンピル 3 大﨑 玲央
15 井筒 陸也 8 岩尾 憲 26 杉本 太郎  10 大﨑 淳矢 6 カルリーニョス
17 山﨑 凌吾 16 渡 大生
【サブ】
[GK] 21 梶川 裕嗣 [DF] 2 ヴァシリェヴィッチ [DF] 4 藤原 広太朗 [MF] 23 前川大河[MF] 19 内田 裕斗 [MF]14 濱田 武[MF] 34 清原 翔平 14 濱田 武


今日は淳矢大活躍でした。


【レノファ山口スタメン】
42 吉満 大介 21 廣木 雄磨 16 パク チャニョン 3 渡辺 広大
6 前 貴之 5 佐藤 健太郎 8 小野瀬 康介 11 鳥養 祐矢 24 マルセロ ビダル
40 小塚 和季 28 レオナルド ラモス


マルセロ・ビダルって凄い名前。強そう。
福元は出場停止でした。残念。


〇濱田の嫁美人過ぎ
濱田が400試合達成です。濱ちゃん、嫁美人過ぎやろ。おめでとう。


〇13分頃、長谷川の好セーブ
試合の分岐点になったと思います。CKからの相手のシュートを右腕一本で止めてくれました。凄い反応です。ありがとう長谷川徹。

〇徳島の守備の変化
最近、2トップ+トップの中で、二列目を埋めるという守備が増えてきたのではないか?という気がします。どうなんでしょう?。90分間プレスすることは不可能なので、このような守備にも磨きをかけてほしいところです。


二列目の3人の脇というのは今のシステムの弱点です。ボールサイドの逆側のトップがスペースを埋めることで、多少守備が安定するのではないかと思います。



〇13分頃から~狙われた6番の横パス
山口はまずい横パスが多かったですね。
渡が二列目を埋めます。パスコースを切っているので、相手は仕方なく横にパスします、ここに杉本が猛然とダッシュ!あとちょっとでボールを取れてました。惜しい。



さらにそのあと、6番からの横パスを狙います。CB1人を経由せずにパスを出す癖があるようで、山崎がパスカット!ここから一点目につながりました。



〇一点目、杉本のランニングと渡の完璧なシュート
流れるようなカウンターでした。山崎がパスカットした後止まることなくボールを進め、山崎の折り返しを杉本がスルーし、渡が受けます。相手を剥がすと共に、振りぬきました。これぞストライカーというシュート。
中盤から一気に走りこんだ杉本もさすがです。

〇三点目。第三の矢、キムジョンピル
キムジョンピルは積極的に攻撃を狙います。


徳島の攻撃は基本的にはパスをつないで攻める遅攻です。遅攻も大切ですが、やはり前川、島屋と杉本が中盤に揃わないとクオリティの高いパスサッカーは見られないです。


しかし、攻撃パターンを前の選手だけで作らないのがリカルドサッカーの凄いところ。


最近のスタメンでは常に大崎怜央とキムジョンピルのコンビです。彼らを見て思うのは、スルーパスや裏を狙ったボール等、攻撃のボールを出すということです。これが功を奏しました。


勝負を決めた三点目のシーン。杉本がボールを受け、キムジョンピルに落とします。その後杉本はフリーランニングで相手CBを引き付けます。ここで、空いたスペースに大崎淳矢が走り込み、キムジョンピルからのスルーパス!綺麗なゴールでこの日の試合を決定づける三点目を決めました。




試合後インタビューでジョンピルは「練習でしていることを出せている」という風に言っていました。リカルド監督がジョンピルや怜央にこのような攻撃パターンを仕込んでいるとしたら、未来は明るいです。山口は出し手のCBをもっと潰しに来るべきでしたね。


〇前川の復帰。杉本との違い。
前川が復帰しました。杉本との交代でしたが、気になることが一つ。フィジカルコンタクトの弱さです。杉本は当たり負けにくいです。なので、ボールをキープできる、みんなが前を向けるという好循環を生み出しています。岩尾に次いで代えのきかない存在となっています。
前川はボールを扱う技術は杉本と似たレベルにいると思うのですが、相手選手とコンタクトしたときに、倒れてしまいます。ここでボールを失ってしまうので、みんなが前を向いて走ることができません。前川よ、ムキムキになってくれ。


杉本がめちゃくちゃ効いていると思います。本当にすごい。

他会場では、名古屋が福岡を倒し、昨年の清水のように自動昇格しそうな勢いです。名古屋に食らいついていくためにも、これからは一回も負けられない。
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2017年8月17日木曜日

ヴォルティスのイエローの枚数について

金沢戦、圧勝。まさに圧勝であった。
というかツエーゲン金沢大丈夫か?という内容でした。
しかし、カードを貰いすぎた。
今回はヴォルティスの選手たちのイエローカードについてまとめてみました。


〇枚数について(0枚は未記載)

選手
カード枚数
山崎
4
ヴァシ
4
馬渡
3
岩尾
3
杉本
3
怜央
3
ジョンピル
3
前川
2
島屋
2
井筒
2
梶川
2
1
カルリ
1
藤原
1
内田
1
小西
1
清原
1
陸斗
1
長谷川
1

山崎とヴァシリェビッチは累積4枚となりリセットされました。
馬渡、岩尾、杉本、怜央とジョンピルが王手です。

岩尾の累積をリセットしておきたいところです。

〇出場時間との関係
出場時間とイエローカードの関係を見てみました(ロスタイムの時間は計算外なので、概要ということで、見てください)。

選手
カード枚数
出場時間(分)
一枚平均(分)
ジョンピル
3
315
105.0
清原
1
128
128.0
小西
1
278
278.0
怜央
3
1104
368.0
山崎
4
1563
390.8
ヴァシ
4
1615
403.8
井筒
2
1059
529.5
梶川
2
1260
630.0
杉本
3
2022
674.0
内田
1
718
718.0
馬渡
3
2264
754.7
岩尾
3
2430
810.0
島屋
2
1714
857.0
前川
2
1723
861.5
陸斗
1
969
969.0
長谷川
1
1260
1260.0
カルリ
1
1269
1269.0
藤原
1
2003
2003.0
1
2219
2219.0

ジョンピルの圧倒的な速さ。毎試合貰う勢いです。


・それに対して藤原、2000分を越えて一枚しか貰っていません。
他のCBは大体500分プレーすると一枚は貰っている様子です。
タックル数のデータが手元にあれば、タックル数に対するカードの数を計算できて面白いんですが・・・。


渡の少なさ金沢戦の実況では、渡のファール数は多いという話でした。しかし、ほとんどカードを貰っていません。

あれだけファーストディフェンダーとして走り回っていながら、カードなしで相手の勢いを殺している。山崎は400分で一枚貰うペースなので、本当に凄いです(山崎はポストプレーをするので、役割の違いはありますが・・・)。例え点が取れない時期があったとしても渡を先発で出す必要性が感じ取れます。

〇番外編
石井さん、おおよそ700分出場してイエローゼロです!これがベテランの力か・・・。

後半戦終盤、キーマンが累積で出れないタイミングがいつか訪れそうです。そのときリカルド監督がどうするのか、楽しみです。
選手の皆はくれぐれも冷静に!
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