2017年10月14日土曜日

FC岐阜に完勝!俺たちを熱くする内田裕斗

天皇杯FC岐阜戦、我々ヴォルティスはコテンパンにされてしまった。特に、内田裕斗は2失点に絡んでしまい、試合後には悔しさのあまり泣いていた。チームの不甲斐ない結果に、ゴール裏からは「泣くぐらいなら最初から根性見せんかい!」というような罵声すら飛び交っていた。


今日、先制点を挙げたのは、ウッチーだった。
やっぱり、ウッチーは俺たちを熱くする。


以下、試合内容のメモです。


〇メンバー
【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 4 藤原 広太朗 3 大﨑 玲央 20 キム ジョンピル
27 馬渡 和彰 8 岩尾 憲 23 前川 大河 19 内田 裕斗 11 島屋 八徳
16 渡 大生 26 杉本 太郎
【サブ】
[GK] 21 梶川 裕嗣 [DF] 2 ヴァシリェヴィッチ [DF] 15 井筒 陸也
[DF] 22 広瀬 陸斗 [MF] 32 小西 雄大 [MF] 34 清原 翔平 [FW] 10 大﨑 淳矢


待ってたぞ陸斗!!!


【FC岐阜スタメン】
25 ビクトル 17 大本 祐槻 15 田森 大己 2 阿部 正紀 16 福村 貴幸
23 小野 悠斗 10 庄司 悦大 6 シシーニョ 7 田中 パウロ淳一 14 風間 宏矢
11 古橋 亨梧

フォーメーションは4-3-3〉でした。これが、最悪の結果を引き寄せます。


〇リカルドロドリゲスの作戦にまんまとやられる岐阜
〈4-3-3〉で戦うFC岐阜に対して、徳島は〈3-4-1-2〉という布陣でした。人数がカッチリ噛み合っており、FC岐阜の組み立ては徹底的に破壊されてしまいました。




徳島がパスを回して布陣を整えながら全体を押し上げていく
攻撃が失敗しても、その布陣のままプレス
人数が噛み合っているので、圧に負けて相手はミスってしまう
再び攻撃へ


という永久機関。


スラムダンクの高頭監督的に言うと、


「グッドリズム!!グーーーッドウィドゥム!!」


〇前線に収められる人間がいない岐阜。唯一の攻め手は3CB脇へのロングパスか
岐阜は、前線に高崎や闘莉王のような逃げ場がありませんでした。なので、このリズムから逃れることがまったくできません。


まさに、「ずっと、徳島のターン」


唯一の攻め手かなぁ~と思ったのは、3CBの脇の裏を取るようなロングパスでした。

・35分後半




3CBの脇にパスが通ります。3CBは斜め後ろに動くので、スペースが空いてしまう。そこは内田がちゃんと詰めていました。ですが、もしクロスの質が良ければ、相手FWとの競り合いは内田には分が悪いはずです。ここでは良いクロスが上げられずに失敗。

中央突破はドン詰まりだし、このような攻撃しか相手が出来ないのであれば、こちらにかなり分があるなという印象です。


〇立ちはだかるビクトル
しかし、最後に立ちはだかるのはやっぱりこの男、ビクトルでした。


・38分後半、渡がバックパスをカットし、内田へ。内田が強烈なシュートを放つも、がっちりとブロック。けっこう余裕な表情です。


・41分、杉本が庄司を振り切り中へボールを入れるも、ビクトルがボールをキープ。


・前半アディショナルタイム、馬渡のクロスを内田が頭で合わせるも、ビクトルが片手ではじき飛ばす。


また、攻めてるのに点が入らないという、嫌~な雰囲気に


〇先制点は内田
嫌~な雰囲気をウッチーが切り裂いてくれました。FC岐阜のヘッドコーチは長さんなのですが、ウッチーの速さをビクトルに教えていなかったのでしょうか?相手の長いバックパス目がけて、ウッチーが俊足を飛ばして追いつき、クリアしようとしたビクトルを躱し先制点!!


俺たちを熱くする~オォ~内田裕斗~!


〇後半終盤、さすがに疲れてきた
さすがにここまでのハイプレスは長くは保ちません。60分を越えたあたりから、相手の最終ラインにプレスをかけられなくなってきました。渡もヘロヘロになってました。その結果、徐々に岐阜のポゼッション率が高まってきます。


・73分、裏を取られ、キーパーと一対一に、長谷川が出てなんとかクリア!


・78分、古橋にペナルティエリア前まで持ってこられて、シュートを撃たれます。ここは、長谷川がナイスセーブ!!久々!!


ひやひやでしたが、試合を決めたのは頼れるキャプテンでした。


〇岩尾キャプテンのゴラッソ
86分後半、カウンターで復帰した広瀬陸斗が持ち上がり、渡へパスします。相手に倒されてFKを得ました。これを蹴るのは岩尾キャプテン。ボールは綺麗なカーブを描いて、ビクトルを越えてサイドネットに突き刺さりました。


岩尾キャプテンはまっすぐサポーターのもとへ行き、胸のヴォルティスのエンブレムを強く叩きます。

めっちゃかっこいい・・・。


これで試合は決まりました。ヴォルティスの完勝です。


〇残り5試合、広瀬陸斗が大活躍する予感
今節は、ウッチーの天皇杯の雪辱ゴール、岩尾のゴラッソや渡の全てを絞り切るような献身的なプレー、試合内容に凄く感動しました。
何より、ついに広瀬陸斗が復帰した。体は以前と同じで逞しく、プレーも久しぶりの試合とは思えないほど輝いていた。勝てる。きっと5試合勝てる。




にほんブログ村 サッカーブログ 徳島ヴォルティスへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の投稿

ドリブル数とパス数は実際どう変わっている?

ポヤトス監督来日前後で、 ヴォルティスのドリブル数とパス数がどのよつに変化したのか調べてみた。 SPAIAのデータを参照した。緑:ポヤトス監督来日後。 対戦チーム ドリブル回数 パス数 大分 13 620 神戸 18 366 川崎 10 546 福岡 14 520 マリノス 9 ...