2017年8月6日日曜日

ジェフ千葉に敗北。清武に食らった磔の刑。

ミスが多かったですね。千葉に痛い敗戦です。別の攻撃パターン、第三の矢が必要な気がします。以下試合のメモです。

【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 20 キム ジョンピル 3 大﨑 玲央 2 ヴァシリェヴィッチ
27 馬渡 和彰 8 岩尾 憲 26 杉本 太郎 23 前川 大河
11 島屋 八徳 18 佐藤 晃大
16 渡 大生
【サブ】
21 梶川 裕嗣 4 藤原 広太朗 15 井筒 陸也 19 内田 裕斗 32 小西 雄大    34 清原 翔平 10 大﨑 淳矢
最初は〈3-5-2〉でした。島屋がWBだったと思います。相手の3トップに対して同数で守ります。中盤は5対3になるので、岩尾が3CBを助けに行っても1人余る計算です。


【ジェフ千葉スタメン】
23 佐藤 優也 30 溝渕 雄志 3 近藤 直也 37 キム ボムヨン 28 乾 貴哉
15 熊谷 アンドリュー 10 町田 也真人 18 矢田 旭 11 船山 貴之        
9 ラリベイ 8 清武 功暉
フォーメーションは〈4-3-3〉でした。途中から5バック気味になりました。


〇両チームの戦い方
千葉は前評判通り、ハイプレスかつハイラインでした。GKの佐藤優也がスペースを埋めていきます。攻撃は主にラリベイに当てた後、サイドに展開するという形でした。
対するヴォルティスは、千葉の高いラインの裏を狙うという意図がはっきりしていました。こうすることで相手選手を走らせ、消耗させることができます。


〇しかし・・・17分頃
徳島が千葉のプレスを受けボールは長谷川へ。長谷川が大きく蹴り出します。(大崎怜央が左に張ってるやん!!徹、ちゃんと見て!!)長谷川が蹴ったボールは風に押し戻され、相手中盤三枚が待ち構える位置へストン。最終ライン全然動かせてないやんけ・・・。この後、清武にシュートを撃たれるところまで攻め込まれました。


〇22分頃
徳島の攻撃が上手くいったパターンです。長谷川のロングボールは風で戻されますが、佐藤が上手く落下点に入り杉本へ落とします。これを杉本は相手陣内深いところへ浮き球のパス。マイボールにした渡が馬渡に落とし、大きく島屋へサイドチェンジ!こういう攻撃をもっとやりたかった。


〇千葉のサイド攻撃による先制点と清武の功績
千葉のサイド攻撃は鮮やかでした。ラリベイがボールを貰いに下がります。ここで、怜央がラリベイを自由にさせないようについていきます。このとき、怜央が空けたスペースに船山が走り込みラリベイがパス!馬渡がプレスバックし奪い返すも再び千葉ボールに(ここの馬渡のミスキックは痛かった・・・)。


このとき、清武がずっとゴール前に張っているので、キムがゴール前に磔にされた状態に。そのため、ニコとキムの間にはスペースが。これによりシュートコースが生まれ、ラリベイがゴール。やられました。



〇後半戦
後半戦、佐藤が清原に、ニコが井筒くんに交代。リカルド監督のコメントにもあるように、空中戦を捨てました。ただ、島屋がトップ下ではないので、いつものような中央突破ができなかったような気がします。クロス上げるのはいいんですけど、5バックの相手にそれやって得点できるの?という印象。


リカルド監督もそう感じたのか、最後のほうは島屋が中央に来て、2バックのような形になりました。これにより、連携が良くなりました。ただ、全体を通してミスが目立ちます。大事なところでミスをして相手ボールになるのは、精神的にも厳しいです。


〇自分たちのサッカー

湘南戦・千葉戦と、相手に合わせてしまった感があります。相手に合わせたサッカーをしてしまうと選手たちのリズムが悪い気がします。相手のスタイルに合わせてサッカーを変えるのではなく、第三の矢を持って相手に打ち勝つような姿が見たいです。


にほんブログ村 サッカーブログ 徳島ヴォルティスへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の投稿

ドリブル数とパス数は実際どう変わっている?

ポヤトス監督来日前後で、 ヴォルティスのドリブル数とパス数がどのよつに変化したのか調べてみた。 SPAIAのデータを参照した。緑:ポヤトス監督来日後。 対戦チーム ドリブル回数 パス数 大分 13 620 神戸 18 366 川崎 10 546 福岡 14 520 マリノス 9 ...