勝つか負けるかで、3位か7位かの試合でした。ほんとに一戦一戦が勝負です。
以下試合のメモです。悔しいなあ・・・。
【徳島ヴォルティススタメン】
31 長谷川 徹 20 キム ジョンピル 3 大﨑 玲央 15 井筒 陸也
11 島屋 八徳 8 岩尾 憲 23 前川 大河 27 馬渡 和彰
10 大﨑 淳矢 17 山﨑 凌吾 16 渡 大生
11 島屋 八徳 8 岩尾 憲 23 前川 大河 27 馬渡 和彰
10 大﨑 淳矢 17 山﨑 凌吾 16 渡 大生
島屋が待望の復帰!途中からフォーメーションチェンジがありました。
【Vファーレン長崎スタメン】
1 増田 卓也 13 乾 大知 4 髙杉 亮太
5 田上 大地 6 前田 悠佑 15 島田 譲 3 飯尾 竜太朗 28 翁長 聖
19 澤田 崇 7 幸野 志有人
5 田上 大地 6 前田 悠佑 15 島田 譲 3 飯尾 竜太朗 28 翁長 聖
19 澤田 崇 7 幸野 志有人
最近はファンマより平松がファーストチョイスの模様。フォーメーションは〈3-4-2-1〉でした。
〇ヒートマップを見比べる
ハーフタイムのヒートマップについて。青:徳島、ピンク:長崎、矢印は攻撃方向。
徳島は、右サイドから攻めています。長崎はWBが高い位置を取っていることがわかります。さらに中盤が厚いです。
・徳島の攻撃
長崎のシャドーとWBはジョンピルを潰しに来ます。そこで、プレスに行ったゆえに空いたスペースを狙い、山崎が積極的に相手CBの脇を取ります。そこに縦のパスが出ていました。
・長崎の勇気を持った押し上げ
長崎はWBを高い位置に保っています。
徳島は基本的に、馬渡を高く押し上げます。また、徳島は岩尾の脇が空きがちです。ヒートマップを見ると、長崎のシャドーの一人とWBは、明らかに岩尾の脇かつ馬渡の裏側のスペースを狙っています。
また、WBを高く押し上げているので、前線の3人のプレスを躱されると、4-3のツーラインで守る徳島に対して中盤で数的有利です(4人+シャドー2人対3人+最終ラインから潰しにくる誰か)。
・最初の失点シーン
井筒が苦し紛れに縦に出したロングボールを、長崎の豊富な中盤に使われて最終的にはCKに。このCKでPKを献上し失点しちゃいました。前川のコメントにもありましたが、セカンドボールを拾われているという感覚はあったみたいですね。
・追加点
キムジョンピルがパスミスします。ここで、攻撃するためにポジションを上げた島屋と杉本が戻って来れず。岩尾と前川がスライドして対応するも、CBとSBの間にポジションを取った長崎の選手にパスが通ります。キムが釣り出され、空いたスペースに一気に長崎の選手たちが雪崩れ込みます。押し込まれ追加点。これで試合が決まってしまいました。めっちゃいい攻めですね。
短い時間で一気に2-0になってしまいました。1点取られた後のメンタル、気持ちのところが課題なのかなあといつも思います。
〇フォーメーションチェンジ。ウイングと化した馬渡・島屋
佐藤が入り、徳島のフォーメーションが変わります。3バックになって、馬渡と島屋がWBとなりました。杉本が降りてきて、岩尾とダブルボランチのような形に。渡がトップ下に入りました。馬渡と島屋は実質ウイングで、高い位置を取ります。長崎は疲れもあってか引いて守っていたので、島屋or馬渡にラインを下げられる→空いたバイタルエリアを杉本に使われるというシーンが目立ちました。
・81分
ウイングと化した馬渡に相手はじりじりと後退。外に張って釣り出したWBとCBの間に自分で飛び込み、井筒がパス。これをマイナスに折り返すと、スカスカになったバイタルで渡スルー→杉本のシュート!いい感じの攻めでした。
・83分
島屋がドリブルして相手はズルズルと斜めに後退。空いたスペースに入ってきた杉本にマイナスのパス。一気にスペースが広がった左サイドに馬渡めがけパス。これは合いませんでした。惜しかった。
〇山崎のスーパーゴールで一点返すも終了
山崎のスーパーヘッドで一点返すことはできましたが、引き分けに持ち込むことはできませんでした。はっきり言って実力差は感じなかった。ほんとに一瞬で、一回のミスで結果が変わってしまう(サッカーってそこが面白いんだろうけど)。
気になったのは、リカルド監督や前川のコメント。前半に不満を持っています。キムジョンピルから繰り出していた裏抜け狙いのボールは、チームとして意思が統一されていたのかどうか。気になります。
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